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家庭教師のバイトは英語だけでも大丈夫!?英語・英会話の家庭教師バイトのコツや体験談をご紹介

   

英語の家庭教師

英語の家庭教師バイトをする方法にはいくつか種類があります。通常の家庭教師で英語のみ担当する場合、英語専門の家庭教師会社で英語や英会話を教える場合、個人契約の英語・英会話家庭教師として教える場合などです。それぞれによって時給や難易度が異なります。

今回は、最もハードルの低い、「通常の家庭教師会社で英語のみを担当する場合」を中心に解説をします。「英語だけなら家庭教師バイト出来そうだけど・・・1科目だけ教えることって出来るのかな?」という方、必見です。

なお、英会話を教えたい方は、最後の章「6.英会話を教えたい方へ」をお読み下さい。

 目次

1. 家庭教師バイトで英語だけ教えることって出来る?

2.英語の家庭教師バイトの時給ってどのくらい?

3.英語の家庭教師バイトを探す

4.英語の指導内容について

5.指導目的別、家庭教師バイト経験者が実際に試した英語指導法

6.英会話を教えたい方へ

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1. 家庭教師バイトで英語だけ教えることって出来る?

結論を先に言いますと、家庭教師バイトで英語だけ教えることは可能です。英語のみを教えるとなると、高校卒業程度の英語力が求められます。英語のみの指導をお願いしたい生徒は、家庭教師を利用する目的が学校の補習というよりも、受験対策や徹底して英語のレベルを上げたいという方が多いため、英語が好きな方や得意な方にはおすすめです。

ちなみに、英語を専門とした家庭教師会社の場合だと、求められるレベルがかなり高くなります。最低でも応募資格として、TOEIC730点以上もしくは英検準1級と同等レベル以上と定めているところが多いようです。留学経験やビジネスでの英語使用経験が無いと難しいかもしれません。

2.英語の家庭教師バイトの時給ってどのくらい?

通常の家庭教師会社に登録をして家庭教師バイトを行う場合は、指導科目によって時給が変わることはほとんどありません。ちなみに、家庭教師会社で家庭教師バイトを行う場合の時給相場は1,3003,000円程度です。教えられる科目が英語のみだからと言って相場よりも時給が下がるということはありません。

 

なお、基本的に家庭教師バイトの時給は、家庭教師バイトって誰でも高時給なの?気になる時給について徹底分析!の記事でもご紹介している通り、指導経験や中学受験経験の有無、指導学年などによって左右されます。また、家庭教師会社で家庭教師バイトを行う場合、英検の級やTOEICの点数などによって時給が上がるケースもあまりありません。そのため、英語圏に在住歴があったり留学経験があったりなど、英語力に自信がある方には、英語専門の家庭教師会社がおすすめです。

3.英語の家庭教師バイトを探す

家庭教師会社に登録する時に、指導科目は英語のみという希望を伝えましょう。そのように希望を伝えると、家庭教師会社の方で「英語のみ指導をお願いしたい」という生徒を紹介してくれます。

家庭教師アルバイト募集ナビなら家庭教師会社に登録する際に指導科目を選択することが出来ますのでおすすめです。

ひとつ注意点ですが、指導可能科目を英語だけにしてしまうと紹介される生徒が限定されてしまい、中々条件に合う生徒が見つからない可能性があります。そこで、自由記述の欄に、「英語が一番得意ですが、中学生までの国語なら教えられます」など書いておくと、紹介される生徒が多くなり、条件に合った生徒が見つかりやすくなります。

4.英語の指導内容について

「英語の指導」と一言で言っても、教える内容は指導対象(小学生・中学生・高校生)によって大きく異なってきます。そのため、家庭教師バイトに求められるスキルにも若干違いが出て来ます。そこで、英語の指導について、実際にどんなことを教えて、どんなことを求められるのかという点についてまとめていきます。

なお、英会話の指導にご興味のある方は、「6.英会話を教えたい方へ」をお読み下さい。

 

英語の難易度と指導内容

指導対象 需要 指導レベル 指導内容
小学生(高学年) 入門レベル 中学英語の準備・簡単な英会話等
中学生 基本レベル 英語の基礎(英文法・単語・リスニング・長文読解など)・高校受験対策等
高校生 応用レベル 大学受験対策・定期試験対策・英検対策・TOEIC対策等

 

4-1小学校高学年に英語を教える場合

<小学生英語の需要>

「小学生に英語を教えるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、平成23年に、小学5、6年生に対して、年間35単位時間の「外国語活動」が必修化されたこともあり、近年、小学生の中でも英語の需要が高まっています。また、中学校で本格的に英語を勉強する前に、子どもに英語の基本を学ばせたいと考える保護者も多いようです。

 

<指導内容について>

小学生の場合、授業の補習を行うことが無いため、簡単な英会話や中学英語に向けての準備などが指導の中心となります。ご家庭によって家庭教師への要望が大きく異なるため、授業をスタートさせる前に、保護者の方に指導する内容について簡単にヒヤリングしておくと安心です。

 

小学生は集中力があまり無く、受験など明確な目的が無い生徒が多いため、勉強へのモチベーションがあまり高くありません。まずは、英語の授業を楽しいと思わせましょう。ちょっとした英語のゲームを生徒と一緒にしながら、まずは英語に興味を持ってもらえるようなに工夫することが大切です。なお、小学生に勉強を教えることに興味のある方には、私でも出来る?意外と知らない小学生の家庭教師バイトを解説!こちらの記事がおすすめです。小学生に勉強を教えるコツについて詳しく解説をしています。

4-2中学生に英語を教える場合

<中学生英語の需要>

ほとんどの人が中学校で初めて本格的に英語を学ぶため、基本の内容でつまずく生徒も多く、中学英語の家庭教師の需要は高めです。その中でも、高校受験のために家庭教師を利用する中学3年生の割合が多いです。

 

<指導内容について>

指導内容としては、基本の文法・英作文・リスニング・長文読解などがあります。難易度はそれほど高くありません。英単語を暗記するまで書いてもらったり、ひたすら問題を解いてもらったりなど、根気強く、繰り返しの指導をすることが多くなります。

 

中学生の場合、分からない箇所のみ教えるというよりも、「英作文の作り方」「英文法」「be動詞と一般動詞の違い」など基本的な内容の説明が中心となるケースがほとんどです。ただし、受験生に教える場合は、長文を解くコツや試験問題を解く際の時間配分など、テクニック的な部分を教える必要があります。

4-3高校生に英語を教える場合

<高校生英語の需要>

大学受験対策に家庭教師を利用する生徒が多く、英語の家庭教師の需要は高めです。また、基本的な中学英語と比べると、高校英語は難易度が上がり、より応用的な内容となります。そのため、塾よりも個別に自分のペースや目的に合った英語の指導をしてくれる家庭教師の需要が高まります。

 

<指導内容について>

大学受験対策はもちろんのこと、定期試験対策・TOEIC対策・英検対策など、より専門的な内容を指導することになります。そのため、家庭教師バイトにも高い英語力が求められます。英文学部に在籍している方や受験英語を勉強していた方などには高校生の指導がおすすめです。

大学受験生を教える場合は、自分が実際に高校時代に行っていた勉強法や受験勉強の時に使用していたテキストなどについて教えてあげると、生徒に喜ばれます。高校生は受験のために自ら勉強する生徒が多いため、自主学習について生徒に合った方法を提案することも大切です。

5.指導目的別、家庭教師バイト経験者が実際に試した英語指導法

では、実際に英語の家庭教師バイトをしている方々はどんな指導をしているのでしょうか。中高生の英語を指導したことのある家庭教師バイト経験者の指導経験談を以下におまとめします。

 

<英語の家庭教師バイトの指導経験談>

経営学部のK.Tさん

指導学年:中学1年生 指導目的:学校の補習

基本的には生徒さんが学校で使用されていたテキストと、それに付随する問題集をもとに指導をしていました。毎度オリジナルの英語テストを作って、前回の復習をするようにしていました。不明点はその場で聞いてもらい、確認をするようにしていました。

国際言語学部のM.Yさん

指導学年:中学3年生 指導目的:高校受験対策

教材は本屋さんで売っているような薄い文法書や、リーディング用では大学の基本の基本っていうくらい優しい英語の本を使用していました。毎日何ページか範囲と時間を決めながらしていました。毎日コツコツするように指導しました。

教育学部のH.Eさん

指導学年:高校1年生 指導目的:大学受験対策

教材は私が大学受験時代に使っていた参考書です。私は英語を教えていたので、英単語帳なども使っていました。時にはNewYorkTimesなどのアメリカの新聞を使って生徒にそれを読ませて指導することもありました。

教育学部のH.Iさん

指導学年:高校3年生 指導目的:大学受験対策

私が駿台に通っていたので、駿台のテキストを使っていました。最初はくもん式の中学英語のテキストを使って、その後に駿台のテキストを使いました。単語帳はデータベース5000を使いました。定期的に自作の単語テストを行わせたりしました。

6.英会話を教えたい方へ

英会話を教える場合にもいくつか種類があります。「英会話教室の先生として教える」「英会話家庭教師として教える」「個人契約の英会話家庭教師として教える」など、大きく3種類に分かれます。

以下では、英会話教室で教える場合と英会話家庭教師として教える場合について、待遇や求められるレベルなどを比較しておりますので、参考にしてみて下さい。

 

<英会話教室の先生の特徴>

時給相場 1,500円~3,500円(非常勤)

※正社員の場合は固定給

資格 TOEIC750点以上

もしくは、英検準1級以上

勤務時間 平日夜・週末が中心
勤務地 各教室
待遇 会社によっては、グループレッスンを担当する場合、クラス担当手当がつく場合がある。

 

<主要な英会話教室の会社>

会社名 応募条件 時給 勤務場所 英会話レッスン対象
ECC外語学院 ・TOEIC860点以上、若しくは英検準1級以上と同等の英語力をお持ちの方

・1年以上講師として働ける方

時給2,000円以上(地域によって異なる) 全国の各教室 一般英会話・小中学生コース
英会話イーオン

 

・短大・大卒以上

・TOEIC850点以上相当の英語力・会話力のある方

時給2,100円以上(地域によって異なる) 全国の教室 子ども英会話・一般英会話

 

<英会話家庭教師の特徴>

時給相場 2,000円~4,500円(業務委託)

※正社員の場合は固定給

資格 TOEIC750点以上

もしくは、英検準1級以上

勤務時間 フレックスタイム制(生徒の時間に合わせて授業を行う)
勤務地 生徒宅

もしくは、カフェなどの公共の場

待遇 複数の生徒を受け持つと時給が上がる場合がある。

 

<主要な英会話家庭教師会社>

会社名 応募条件 時給 勤務場所 英会話レッスン対象
Active Teachers ・TOEIC860点以上、若しくは英検準1級以上

・1年以上講師として働ける方

時給2,200~4,500円 生徒宅

(1都3県)

1歳~小中学生の英会話、一般英会話、英検対策
My Pace English ・27-48歳の日本国籍の方

・1年以上の連続勤務が可能な方

・応募の時点で都内もしくは東京近郊にお住まいの方

時給3,000円~(週1~3回レッスンの場合)

時給3,500円~(週5回以上レッスンの場合)

生徒宅

(東京都内・都内近郊)

・4歳~8歳のお子さま

・35~50歳の成人の方

 

英会話教室の先生と英会話家庭教師の最大の違いは、勤務時間と勤務地です。英会話家庭教師の場合は生徒宅まで伺わなければならないですが、その分ある程度融通が効くため、「自宅近くで働きたい」「隙間時間を有効活用したい」「ダブルワーク希望」という方にはぴったりです。反対に、英会話教室の場合は、決まったスケジュールで働くことが出来るので、「子どもが学校に行っている間だけ働きたい」など毎週固定で空き時間が出来る方にはおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?複数の科目を教えるとなると、中々ハードルが高い家庭教師バイトですが、得意科目だけなら自信を持って始められるのでおすすめです!また、英語だけの家庭教師バイトで実力をつけたら、レベルを上げて英語専門の家庭教師会社に挑戦するのも良いでしょう。自分の得意科目を活かして高収入を得たい方にはぴったりです。

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