家庭教師の料金相場は?家庭教師の種類別の料金とサービスの違いを徹底解明!
2018/10/09
実は、家庭教師の料金はお子さんの学年やその目的、契約形態、教師のレベル、地域によっても変化がありとても複雑です。料金をホームページに出していない家庭教師会社も多くあるため、申し込むのに気が引けてしまう方もいらっしゃると思います。
また、初めて家庭教師を雇うときに料金と同じように気になるのが、家庭教師の種類によってどのようにサービスが違うかです。お子さんの人生がかかったお受験、値段だけでは決められませんよね。
そこで今回は、家庭教師の種類別・目的別に料金相場・サービスの違いをわかりやすくまとめました!
目次
1-1、料金相場を完全網羅!家庭教師の種類別1時間あたりの料金表
2、家庭教師の種類の違いでサービスにどれくらい違いは出るの?
1、初めての方必見!!家庭教師って一体いくらかかるの?
まずは料金相場を種類別に表にまとめてみました。料金の幅は地域の違いや、会社、講師の細かいレベルの違いにより出てきます。(今回は首都圏の料金の平均を算出してあります。)
次に、その具体的な利用方法別に月謝例を出してあります。
「一時間あたりの料金」では実際いくらかかるか想像できないと思いますので、確認してみてください!
1-1、料金相場を完全網羅!家庭教師の種類別1時間あたりの料金表
一目でわかる学校別・契約別・家庭教師のレベル別の料金表を作成しました!
家庭教師派遣会社では会社によって、他に入会金・管理費等の初期費用が掛かってきます。
・入会金…10000~25000円/入会時
・管理費…3500~4500円/月(受験情報提供・テキスト作成等にかかる料金)
管理費はHPに記載がある会社とない会社があるので、契約時に必ず確認しましょう。
また、交通費に関しては家庭教師派遣会社・個人契約共にご家庭負担となることが多いです。
家庭教師派遣会社と個人契約の違い、学生教師とプロ教師の違いについては2章で詳しくまとめてありますので読んでみてください!
《2へのリンク》
教材販売会社にご注意を!!
家庭教師派遣会社の中には、教材販売会社と呼ばれる「高額教材をご家庭に販売し利益を得ている会社」が多数存在します。
他の会社よりも一時間あたりの料金が安いことや入会金が無いことなど、一見お得に感じられますが、50万円超の高額な教材の購入を強要されるなど、悪質な料金体系が問題になっています。
上記の表にはこのような会社を含めておりませんので、表と比べて料金が安すぎる会社には十分お気をつけ下さい!
1-2、ご家庭の状況別月謝例
上記表から、具体的なご家庭の状況別に月謝を算出してみました!家庭教師派遣会社の月謝では、月の管理費も含めて計算しています。
お子様が小学生の方
《中学受験を見据えて低学年から勉強させたいAさんの場合》
お子様の学年:小学2年生
契約形態:家庭教師派遣会社(学生教師)
目的:学校の授業の補修
契約内容:1回1時間 週に2回での契約
月謝:27,000円 + 交通費
(¥3,000/時間 × 1回1時間 × 週2回 × 4週間(1ヶ月) + 管理費¥3,000 = ¥27,000)
《中学受験目前でしっかり力を付けたいBさんの場合》
お子様の学年:小学5年生
契約形態:個人契約(プロ教師)
目的:中学受験対策
契約内容:1回2時間 週に2回での契約
月謝:96,000円 + 交通費
(¥6,000/時間 × 1回2時間 × 週2回 × 4週間(1ヶ月) = ¥96,000)
お子様が中学生の方
《学校の授業の補助として家庭教師を使い子供の成績を上げたいCさんの場合》
お子様の学年:中学1年生
契約形態:個人契約(学生教師)
目的:学校の授業の補修
契約内容:1回2時間 週に2回での契約
月謝:32,000円 + 交通費
(¥2,000/時間 × 1回2時間 × 週2回 × 4週間(1ヶ月) = ¥32,000)
《高校入試に向けていいスタートを切りたいDさんの場合》
お子様の学年:中学2年生
契約形態:家庭教師派遣会社(学生教師)
目的:高校受験対策
契約内容:1回1.5時間 週に2回での契約
月謝:51,000円 + 交通費
(¥4,000/時間 × 1回1.5時間 × 週2回 × 4週間(1ヶ月) + 管理費¥3,000 = ¥51,000)
お子様が高校生の方
《大学受験目前で志望校の受験対策をしたいEさんの場合》
お子様の学年:高校2年生
契約形態:個人契約(学生教師)
目的:大学受験対策
契約内容:1回2時間 週に2回での契約
月謝:40,000円 + 交通費
(¥2,500/時間 × 1回2時間 × 週2回 × 4週間(1ヶ月) = ¥40,000)
《医学部の受験対策をしたいFさんの場合》
お子様の学年:高校3年生
契約形態:個人契約(プロ教師)
契約内容:1回3時間 週に2回での契約
月謝:144,000円 + 交通費
(¥6,000/時間 × 1回3時間 × 週2回 × 4週間(1ヶ月) = ¥144,000)
以上、ご家庭別の家庭教師の月給の例を出してみました。
必ずしも上に上げたとおりの月給になるわけではなく、家庭教師や家庭教師派遣会社の金額設定によります。必ず契約の際にはどのようなお金がかかるのかご自身で計算してみてください!
2、家庭教師の種類の違いでサービスにどれくらい違いは出るの?
1章では料金の違いについて説明させていただきました。
しかし、家庭教師派遣会社と個人契約、学生教師とプロ教師ではサービスにどのような差があるのか、イメージがつかない方も多いのではないでしょうか。多少料金が高くてもサービスが良ければそちらと契約をしたいと思うことでしょう。
ここでは、家庭教師派遣会社と個人契約、学生教師とプロ教師のサービスの詳しい違いを説明していきます。
2-1、ここが違う「家庭教師派遣会社」と「個人契約」
2つのサービスの違いを、【教師を見つけるまで・授業内容・サポート】の3つの観点から比較してみました!
比較してみると、個人契約ではいざというときに不安が残ります。家庭教師派遣会社では入会金がかかることや、料金が高いことが懸念点ですが、サービスの質の高さを考えると納得ですね!
2-2、ここが違う「学生教師」と「プロ教師」
学生とプロでは、もちろんプロの方がサービスの質が高いことは予測できます。では学生教師には良い所はないのでしょうか。学生とプロでは、『授業内容はどう違うのか』と『受験情報をどれくらい持っているのか』で比較してみました!
学生教師には”お子さんと打ち解けやすい”という利点はありますが、専門的な知識を求めるのは難しいようです。
受験生や、受験対策として家庭教師を雇うのならば、プロ教師のほうが結果を期待できそうです。
3、まとめ
いかがでしたでしょうか。
家庭教師派遣会社・個人契約の家庭教師、学生教師・プロ教師では大きな違いがあります。
料金だけで選んでしまうと、サービスを受けてみて「こんなはずではなかった!」と後悔してしまうかもしれません。種類別の料金とサービスの違いを理解したうえで、お子さんに最適な家庭教師を見つけることが大切です。
最後に、おすすめの「家庭教師会社の比較サイト」を載せておきます。
『家庭教師比較ネット』 https://www.katekyohikaku.net/
現在、家庭教師派遣会社はその事業の立てやすさから、サービスが良い業者から悪徳業者までかなり多くの会社が存在しています。
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