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東大生に聞く!主要3教科の勉強法を紹介

      2018/10/09

東京大学,勉強法誰もが一度は「もしも東大に行けたら…」と考えたことはありますよね。

または、お子さんに小さい頃からしっかりと勉強させて、東大に行かせてあげたいと考えている親御さんも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、東大生が高校生の時に科目ごとにどんな勉強法をしていたのか、その方法をまとめました!

 東大生に聞く「国語」の勉強法

現代文の勉強法

現代文は、レベルが高い学校や高得点の問題では記述式で回答するものが多いです。そのため、『作文スキル』は非常に重要になります。

また、難解な評論文問題を解くためには、高度な『語彙力』、『読解力』が必要になります。

「対策が出来ない!」という声も聞く現代文ですが、東大生は以下のように勉強していたようです。

 

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私は新聞・本を音読しました。黙読だと、単語の読み方がわからないままにしたり、難しい日本語の使い回しを読み飛ばしてしまったりするので、音読は効果的です。お昼すぎなどに眠くなってきたら取り入れるなど、工夫していました。

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通信教育の添削問題などで作文する力をつけました。やはり、作文する機会と添削してくれる人がいないと、本当にわかりやすく論理的な文章を書けるようにはなりません。通信教育の問題には四コマを文章化するなど面白いものが多かったので、楽しく作文力をつけられました。

 古文・漢文の勉強法

古文・漢文では、単語の短期、文法の暗記は不可欠です。しかし、ただ暗記するだけではモチベーションが続かないのは東大生も一緒。各々でうまく工夫をしているようです。

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小説が好きだったので、現代語訳付きの源氏物語や伊勢物語等の作品を読み、小説感覚で古語の言い回しや品詞の変化を覚えました。代表作を一通り頭に入れておくと、試験でまるっ切る同じ文章が出たりするので、問題を読む必要が無い場合もあり、特をした気分になれます。

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暗記が苦手だったので、運動や音楽に合わせて体と一緒に単語を暗記しました。特に何回も言って耳で覚えるのが一番楽なので、友達と学校帰りに問題を出し合いながら楽しく覚えました。

 東大生に聞く「数学」の勉強法

数学は一見複雑に見えても、実は様々な解法の組み合わせているものなので、基本を徹底して叩きこむことが非常に大切です。

その基本をどのように身に付けるかですが、東大生に聞いたところ『解法の暗記』が近道なようです。

最初はどんな問題でも全てを理解しようとしてしまうかもしれませんが、誰もが思う「なぜその解法にたどり着くか?」という疑問の答えは、”経験による直感”が大きいところがあります。苦手な人は、とにかく数に触れ、解法を覚えることが先決でしょう。東大生はその中でも以下のことを行っていたようです。

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とにかく一つの参考書を繰り返しやりぬき、解法を暗記するくらいまでやりこんだ。その際に、どのページにどんな問題があるかを覚えないように見出しを隠しておいた。

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分野ごとに問題の関連図を作り、どの問題でどのような定理を使うかを紐付けした。解くときに頭のなかでその関連図を思い浮かべ、その中で近い解法をから当てはめていけるので、問題を解く時短にもなった。

 東大生に聞く「英語」の勉強法

英語は大きく分けてリーディング、ライティング、リスニングの3つの力が必要になります。

その中でも、英語力の根幹になる力はリーディングになります。

特にライティングでは自分のつくった文章が英文構造的に正しいか、リスニングでは英文を先頭から読んでいけるかなど、所々でリーディングの力が発揮されます。以下に東大生の勉強法を紹介したのでチェックしてみてください!

リ-ディングの勉強法

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抽象具体など、英文の論理構造を理解することに力を入れました。そうすることで、問題の回答が文章のどこに書かれているかを瞬時に判断することが出来、短時間で問題をとけるようになりました。東大の英語は特に時間との勝負だったので、かなり効果的であった様に思います。

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好きな映画・小説の英語版を読み、英語に触れる機会を増やしました!内容がわかっているので、新しい熟語や言い回しを知ることが出来ました。

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出会った長文を最低5回は寝る前に音読しました。あとは、身の回りのものに英文を書いた付箋を貼っておき、物を使うときにその英文を読むようにしました。

 ライティングの勉強法

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ライティングでは、とにかく書き、添削してもらいました。学校の先生などに、英語で書いた日記を添削してもらうなどをしてました。

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基本例文を300本丸暗記しました。それにより、文構造や熟語が覚えられ、ミスのない英作文を出来るようになりました。語学は、理論を考える前に暗記を始めたほうが早く力がつくと思います。

リスニングの勉強法

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洋楽や海外のラジオを聞くなど、勉強以外の時間でもとにかく英語を耳に入れる機会を作りました。そして、自分でも喋れるようにシャドーイングの訓練を何回もしました。

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普通のスピードとの半分の速度で聞いたあと、通常スピード、2倍スピードで聞くことで、耳を英文の速さに鳴らしました。結果的に二倍速でもききとれるようになりました。

 まとめ

いかがでしたでしょうか。参考になる勉強法を見つけることは出来ましたでしょうか?

私が東大生に勉強法を聞いて共通していると感じたことは、「やりぬく力」が普通の人より長けているということです。勉強のノウハウも大切ですが、もっと重要なのは勉強に集中する空間とメンタル作りなのもしれません。

 - 基礎知識