家庭教師バイトは大学生におすすめ!疑問や不安を解消して家庭教師バイトデビューしよう!
2018/10/09
「高時給だから家庭教師バイトに挑戦してみたいけれど、授業や研究で忙しいし、出来るか不安・・・」「興味はあるけど、自分の大学は偏差値も知名度も低いから家庭教師バイトは無理かも・・・」
そんな大学生の不安を解消すべく、本記事を作成しました。
家庭教師バイトは、大学の研究やサークル活動では味わえない大きなやりがいがあります。大学生の内に、家庭教師バイトで責任感を持って目標を達成する経験を積んでおくと、一歩リードした社会人生活をスタートすることが出来ますよ。
目次
1. 家庭教師バイトを始める前に疑問を解消しよう
大学生の場合、バイト未経験で家庭教師バイトを検討している方もいるかと思いますが、初めてのことに挑戦するのはいつだって不安ですよね。そこで、その不安を解消すべく、大学生向けに家庭教師バイトに関する疑問についてお答えします。
基本的な点から細かい点まで大学生が疑問に思う内容について幅広く回答していきますので、ぜひお役立て下さい。
■家庭教師バイトの応募について
Q.家庭教師バイトってどうやって応募するの?
A.方法は2種類あります。家庭教師会社の公式サイトで登録する方法と、一括登録サイトで複数の家庭教師会社に登録する方法です。登録後、家庭教師会社から連絡があり、本登録の手続きをする流れになります。
どの家庭教師会社に登録して良いか分からないという方は、タイプ別、家庭教師バイトの探し方とおすすめの家庭教師会社こちらの記事を参考にすると良いです。おすすめする家庭教師会社の特徴も分かりやすくまとまっています。
Q.家庭教師バイトの応募資格は?偏差値の低い大学だけど大丈夫?
A.応募資格を「大学生以上」としている家庭教師会社がほとんどです。しかし、家庭教師会社によっては、専門学生や短大生も募集している場合もあります。
また、応募資格を満たしていれば、学歴や大学名はあまり関係ありません。ただし、学歴や大学名によって時給が上がる場合があります。
Q.採用前に筆記試験はある?どのくらい難しい?
A.多くの家庭教師会社では採用前に筆記試験を設けております。試験の難易度は家庭教師会社によって異なりますが、それほど難しくはなく、「高校入試レベル」程度が一般的なようです。
Q.教えられる科目がひとつだけなのだけど、それでも家庭教師バイトって出来るの?
A.可能です。しかし、指導可能科目が1科目だけですと、紹介される生徒が少なく、自分の条件に合った生徒を見つけるまで時間が掛かってしまう可能性があります。
■家庭教師バイトの条件について
Q.掛け持ちって出来るの?
A.可能です。家庭教師バイト×飲食店のバイト、家庭教師バイト×家庭教師バイトなど、家庭教師バイトは短時間勤務のため、掛け持ちをして効率よく稼いでいる人も多くいます。
Q.大学生の場合、月にどのくらい働くのが一般的なの?
A.人によって異なりますが、1~2人の生徒を受け持ち、週に1~2回、1回の授業を90~120分程度行う人が多いようです。
Q.時給はどのくらい?大学生はみんなどのくらい稼いでいるの?
A.地域によって異なりますが、大学生の家庭教師会社の時給相場は1,300~2,000円程度です。時給1,500円で週に120分授業×2回を行った場合、月収は約24,000円となります。
(なお、時給について詳しくは「家庭教師バイトって誰でも高時給なの?気になる時給について徹底分析!」の記事をご覧下さい。)
Q.長期休暇の時に家庭教師バイトを休むことは出来る?
A.生徒側の事情にもよりますが、基本的に可能です。しかし、早めに家庭教師会社に相談をし、代わりの先生にお願いしたり、生徒の授業日をずらしてもらったりなど調整が必要です。
■実際に家庭教師バイトを始めるまで
Q.指導開始までの流れが知りたい
A.家庭教師会社によっても異なりますが、基本的には以下のような流れで指導開始となります。早ければ指導開始まで1週間、生徒が中々見つからない場合は指導開始まで2ヶ月以上かかる場合があります。なお、学研の家庭教師バイトってどうなの?他の家庭教師会社との違いは?でもご紹介している通り、学研の家庭教師では指導開始までの流れが若干異なります。
▼指導開始までの流れ
家庭教師会社に仮登録→面接(試験)・本登録→研修→生徒の紹介→指導開始
Q.受け持つ生徒って選べるの?
A.基本的に生徒は選べません。ただし、紹介された生徒を断ることは可能です。また、「異性の生徒は受け持ちたくない」「小中学生を教えたい」等と言った要望を家庭教師会社に伝えることが出来ますので、要望に合った生徒を紹介されることが多いです。
■その他
Q.塾講師との違いは?
A.異なる点はいくつかありますが、一番の違いは、「教える相手が複数かどうか」という点です。家庭教師バイトの場合、ご家庭に伺って1対1で指導を行うため、責任が大きくなります。しかし、その分、生徒の目標を達成させられた時は、生徒からも保護者の方からも感謝されるため喜びは大きいです。
Q.分からない問題を聞かれたらどうすればいい?
A.問題集に答えがあれば、解答を確認して解き方や考え方を教えてあげましょう。学校の宿題など、解答集がない問題の場合、翌週に教える約束をして、大学の友達に相談したり家庭教師会社に相談したりして、最終的に教えてあげられれば問題ありません。先生だって分からない問題はあります。
ちなみに、家庭教師バイトでよくある失敗事例集では、授業でありがちな失敗例などを紹介しています。家庭教師バイトを始める前に読んでおくと参考になると思いますよ。
2.家庭教師バイトを大学生におすすめする理由
家庭教師バイトは、1対1で授業を教えるため責任が重いですが、生徒の成績を上げられた時は喜びが大きく、大きな達成感を得ることが出来ます。また、家庭教師バイトは大学生にとってのメリットが多く、大学生におすすめのバイトです。
以下に、大学生に家庭教師バイトをおすすめする理由についてまとめます。
・学業や受験経験を活かすことが出来る。
・高時給で短時間勤務なので、授業が忙しくても効率良く稼ぐことが出来る。
・ある程度スケジュールに融通が効くので、試験前など調整がしやすい。
大学生の本業が学業であるため、その学業を活かせるバイトは正に大学生におすすめと言えるでしょう。また、自分で勉強してきた経験を他の誰かのためになるというのは、とてもやりがいを感じます。また、高時給で短時間勤務が可能な家庭教師バイトは、お金も欲しいけど、やりたいことも多く、バイトだけで忙殺されたくないという大学生にはぴったりです。受け持つ生徒の都合さえつけば、授業日を変更することも可能ですので、他の予定に合わせることも出来ます。
3.家庭教師バイト初心者が注意すべき点
家庭教師バイトを始める上で注意すべき点はいくつかあります。以下にその内容についてまとめます。
・契約方法はアルバイトではなく業務委託
・長期契約が多い(半年~1年以上)
・案件を引き受ける前に必ず生徒宅までの移動時間を確認すること
契約方法はアルバイトではなく業務委託
家庭教師バイト(プロ家庭教師を除く)はアルバイト採用ではなく業務委託契約としている家庭教師会社がほとんどです。業務委託契約の場合は、個人事業主扱いとなり、労働基準法の適用外となります。そのため、労災への加入も無く、業務における責任の所在は仕事を引き受けた本人(家庭教師バイト)に置かれます。
アルバイトの場合は、指示を受ける代わりに、何か問題が起きた場合に所属している会社が責任を取ってくれますが、業務委託の場合は指示を受けずに自分で自由に出来る代わりに、自分で責任を取らなければなりません。よって、契約書に違約金や損害賠償金などについて記載が無いか必ず確認し、記載がある場合は具体的にどういう時に適用されるのか担当者に確認をして下さい。何かトラブルが起きた際に家庭教師会社から不当に請求されないように事前の確認が重要です。
長期契約が多い(半年~1年以上)
家庭教師バイトは「受験を終えるまで」「高校生になるまで」など、長期的に指導をお願いされるケースがほとんどです。稀に、夏休みの間だけといった依頼もありますが、基本的には、半年~1年以上同じ生徒に教え続けると考えた方が無難です。しかし、辞める1~2ヶ月以上前に家庭教師会社に相談すれば辞めることが可能です。家庭教師会社によっては、「辞める場合は◯ヶ月以上前に申し出ること」と設けているところもありますので、最初に家庭教師会社に確認しておくと良いです。
案件を引き受ける前に必ず生徒宅までの移動時間を確認すること
他のバイトと異なり、家庭教師バイトの場合は生徒宅まで伺わなければなりません。移動に時間が掛かってしまうと、移動時間も含めて時給換算した際に、実質の時給が極端に低くなってしまいます。
例えば、時給1,500円で120分の授業を教えるために、片道1時間掛かる生徒宅へ伺う場合、貰える賃金は3,000円です。しかし、移動時間も拘束時間に含めると、3,000円で240分の拘束時間となり、単純に時給換算すると時給750円となってしまいます。率良く稼ぐのであれば、なるべく自分の生活圏内で生徒を受け持ち、移動に時間を掛けずに家庭教師バイトを行えるようにしましょう。
4.未経験で家庭教師バイトを始めた人の体験談
実際に未経験で家庭教師バイトを始めた大学生の気になる体験談をご紹介します。
<プロフィール>
K.Oさん(大学生/教育学部/神奈川県)
指導科目:英語 指導学年:高校3年生 指導目的:基礎学力向上
Q1.どうやって家庭教師バイトを始めましたか?
大学入学後にネットで探しました。有名そうなところを幾つか選び登録し、講習会等を受けました。はじめてだったので案件は自分が自信をもって教えられる科目を選び、通学圏内で近いもの、ないし授業時間が長いものに応募し1番最初に決まったものを続けています。
Q2.生徒や保護者の方との関係は良好ですか?
生徒とは割と親しくしています。なるべく生徒の興味の持てそうな教材を選ぶことにしています。生徒のご家族にはいつも軽食や飲み物などを用意していただいていたり、帰りに駅まで送っていただいたりなど本当によくしていただいているので頭が下がる思いです。
Q3.授業はどのように進めていますか?
基本的には自分の学生時代の単語帳データを使った単語テストと、インターネット上にあるフリーの素材(BBCやニューヨークタイムズなど)を使った読解やリスニングを行っています。弟さんと連続の案件だったのですが2人一緒に指導する時間をとることで効率化を図っています。
Q4.家庭教師バイトをやってやりがいを感じることはありますか?
やはり生徒さんが英語を徐々に理解できるようになって行くのを見るのは楽しいです。また、それだけでなく、どういう学習方針で教えればいいのか考えることが自分の趣味の語学学習の助けにもなっていて一石二鳥という感じです。
Q5.最後に、家庭教師バイトで苦労した点はありましたか?
宿題をやってきてくれないというのがやはり1番大変でした。生徒さんのご家庭のほうにも色々と事情はあるのだろうと思いますが週一の指導だけで結果を出していくのはやはり難しく、家庭との連携が必要だなと感じました。
5.初心者におすすめの一括登録サイト
最後に初心者におすすめの一括登録サイトは、家庭教師アルバイト募集ナビというサイトです。このサイトをおすすめする理由は以下の3点です。
・優良会社のみ掲載されている。
・大手家庭教師を中心に掲載されている。
・各社の特徴が載っているので比較しやすい。
どの家庭教師会社に登録するか迷った場合は、大手を中心に複数社登録すると良いです。登録後、各社から紹介された案件(生徒)の内容を見て、引き受けるかどうか考えた方が判断しやすくなります。よって、選択肢を広げるためにも、一括登録サイトで複数の家庭教師会社に登録することをおすすめします。ちなみに、同時に生徒を紹介されたとしても、希望に合わない案件は断ればいいだけですので、重複して登録していても問題ありません。
まとめ
家庭教師バイトに関する疑問は解消出来たでしょうか?誰でも最初は未経験からのスタートですので、怖がることなく、是非家庭教師バイトに挑戦してみて下さい。